ユースケース
大規模映画VFX・フォトリアルレンダリング専用 フラッグシップ・システム
3DCG / VFX / レンダリング
フォトリアルな映像表現への需要が高まり、3DCG・VFXの制作規模は急速に拡大しています。数十億ポリゴンを超える大規模シーン、高解像度テクスチャの多重適用、GPUレンダラーによるフォトリアルな最終出力——これらの工程では、VRAMの容量とCPU・GPUの並列処理能力が制作スピードとクオリティの上限を決定します。ビデオメモリ不足によるレンダリング停止、物理シミュレーションの長時間計算、クラウドレンダリング費用の増大。こうした課題を解消するため、サードウェーブはCPU・GPU・メモリのバランスを用途別に最適化した3DCG専用構成を国内生産でご提案します。掲載構成はCTOでのカスタマイズにも対応しており、スタジオの制作規模やソフトウェア環境に合わせたフルオーダーメイドのご相談も承ります。
用途
- ハリウッド級VFX制作(Houdini、Maya、Katana)
- GPUベースの超高速レンダリング(Redshift、OctaneRender)
- 大規模物理シミュレーション(流体・破壊・群衆)
背景と課題
数十億ポリゴンを超える大規模シーンでビデオメモリ不足によるレンダリング停止が頻発していませんか。物理シミュレーションの計算に数日を要し、試行錯誤のイテレーション回数が稼げない状況でしょうか。プレビュー時にテクスチャやライティングの反映が遅く、クリエイティブな判断が遅延していませんか。
ご提案構成内容
-
ワークステーション向けシングルソケットCPUとして最上位クラスとなる96コア/192スレッドを搭載。物理シミュレーションやCPUレンダリング(Arnold、V-Ray)において、コア数に比例するスケーラブルな並列処理性能を発揮します。マルチスレッド最適化されたレンダラーでは、コア数の多い構成ほどレンダリング時間の短縮効果が高くなります。
-
1枚あたり96GBの大容量VRAMを搭載したGPUを2基実装。合計192GBの広大なビデオメモリ領域により、数十億ポリゴンを超える大規模シーンや、非圧縮のテクスチャセットをメモリ上に展開したまま、RedshiftやOctaneRender等のGPUレンダラーで高速に処理可能です。
-
8チャネル構成の高いメモリ帯域幅により、大容量シーンデータの読み込みや物理シミュレーションにおけるCPU・GPU間のデータ転送を効率化します。
ECCメモリによりメモリ起因のビットエラーを検出・訂正し、数日間に及ぶ連続レンダリング中のデータ破損リスクを低減します。 -
OSの起動を支える「システム専用(2TB)」、巨大なキャッシュを逃がす「キャッシュ専用(4TB)」、素材へ高速アクセスする「プロジェクト専用(4TB)」の3基を物理的に独立させ、さらに保存容量や運用環境(内蔵HDD/外付けRAID/NAS等)に応じた最適なストレージ構成を柔軟に選択できる設計を採用しています。用途ごとにドライブを物理的に分離することで、シミュレーションやレンダリング等の激しいI/O負荷による操作の引っかかりを防止。「バックグラウンドで重い処理を走らせながら、表で快適に作業を続ける」というプロの現場に不可欠なマルチタスク性能と、データ肥大化への耐性を両立しています。
このような方へ
-
映画・VFXスタジオのリードアーティスト
-
デジタルダブル(高精細な人物複製)制作
-
建築ビジュアライゼーション(都市スケール)
おすすめ製品
THIRDWAVE Workstation N8632
| OS | Windows 11 Pro 64bit |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen Threadripper PRO 9965WX |
| グラフィック | NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition 96GB ×2枚 |
| メモリ | 512GB (DDR5-5600 ECC RDIMM/164GB ×8) |
| ストレージ | 2TB SSD (M.2 PCIe 4.0 x4 NVMe) ×1 4TB SSD (M.2 PCIe 4.0 x4 NVMe) ×1 4TB HDD |
| 保証 | 3年間のオンサイト保守(Bronze_9:00-17:30) |
※掲載スペックは一部構成を変更したモデルです。構成内容は変更となる場合があります。