【徹底比較】3DマイホームデザイナーPRO10EXと3Dアーキデザイナー11 Professionalの違い
「自社の業務に合ったソフトを選びたいが、3DマイホームデザイナーPRO10EXと3Dアーキデザイナー11 Professionalの違いがよくわからない」——建築・設計ソフトの導入を検討する際、こうした疑問を持つ方は少なくありません。本記事では、両ソフトの特徴・機能の違い・対応建築物の規模を公式情報に基づいて整理し、ソフト選びの判断材料を提供します。
目次
- 1.3DマイホームデザイナーPRO10EXと3Dアーキデザイナー11 Professionalの主な違い
- 1-1.ターゲット層と想定される主な利用シーン
- 1-2.対応可能な建築物の規模と階数
- 2.3DマイホームデザイナーPRO10EXの強みと適した設計現場
- 2-1.住宅・リフォーム提案における作図と3Dプレゼンテーション
- 2-2.施主との打ち合わせで活用できる3Dプレゼンテーション
- 3.3Dアーキデザイナー11 Professionalの強みと適した設計現場
- 3-1.幅広い建築物の意匠設計に対応
- 3-2.確認申請図面の自動生成とCADデータ連携
- 4.自社の業務課題に合わせた3Dソフトの選び方
- 4-1.戸建て住宅をメインとし提案スピードを重視するケース
- 4-2.意匠設計からプレゼンまで幅広い案件に対応したいケース
- 5.導入前に確認したいパソコンの動作環境
- 6.まとめ|3DマイホームデザイナーPRO10EXと3Dアーキデザイナー11 Professionalは用途で選ぶ
- 7.メガソフト製品の導入に関するよくある質問
3DマイホームデザイナーPRO10EXと3Dアーキデザイナー11 Professionalの主な違い
両ソフトを選ぶうえで最初に押さえるべき点は、「どのような建築物を、どのような業務フローで扱うか」という視点です。まず2製品の主要スペックを比較します。
| 比較項目 | 3DマイホームデザイナーPRO10EX | 3Dアーキデザイナー11 Professional |
|---|---|---|
| 対応階数 | 地下1階〜地上4階 | 地下2階〜地上15階 |
| 主な対象 | 戸建て住宅・リフォーム | 戸建て・集合住宅・商業施設など |
| 確認申請図面の自動生成 | 非対応 | 対応 |
| CADデータ連携 | 対応 | 対応 |
| 製品の位置づけ | 住宅提案・プレゼンテーション | 建築企画設計・意匠設計・プレゼンテーション |
ターゲット層と想定される主な利用シーン
3DマイホームデザイナーPRO10EXは、主に戸建て住宅やリフォームを扱う工務店・設計事務所・住宅営業担当者向けのソフトです。施主との打ち合わせの場で間取りや内装を3D化し、イメージを共有しながら、スピーディーに提案できる点が特徴です。
一方、3Dアーキデザイナー11 Professionalは、意匠設計やプレゼンテーションまで幅広く対応したい設計事務所や工務店などに適した上位モデルです。
対応可能な建築物の規模と階数
両ソフトを選ぶ際の重要な判断基準の一つが、対応可能な建築物の階数です。
3DマイホームデザイナーPRO10EX:地下1階〜地上4階まで
3Dアーキデザイナー11 Professional:地下2階〜地上15階まで
PRO10EXは地下1階~地上4階までの戸建てを中心とした住宅提案に対応しています。3Dアーキデザイナー11 Professionalは地下2階~地上15階までの建築物に対応しており、集合住宅や商業施設など、幅広い建築物の意匠設計に利用できます。
「自社が受注する建築物の最大規模」を事前に確認することが、選定ミスを防ぐポイントです。
3DマイホームデザイナーPRO10EXの強みと適した設計現場
3DマイホームデザイナーPRO10EXは、戸建て住宅やリフォームのプラン作成・提案を効率化しやすいソフトです。
住宅・リフォーム提案における作図と3Dプレゼンテーション
PRO10EXは、マウス中心の直感的な操作で間取り図を作成し、3Dで住宅空間を確認できる点が特徴です。専門的なCADの知識がなくても、壁・窓・建材などを選んで配置しながら、住宅の完成イメージを立体的に確認できます。
住宅用建材・家具・外構パーツが豊富に用意されており、外壁・屋根・内装の仕上げを変更しながら提案できます。また、既存図面をトレースして改修後のイメージを作成する機能を備えているため、新築だけでなくリフォーム提案にも活用できます。
施主との打ち合わせでは、間取りや内外装を変更しながら3Dで確認できるため、完成イメージを共有しやすく、住宅営業やリフォーム提案など、スピーディーな提案を重視する場面に適しています。出力したパース画像はSNSや営業資料に転用可能です。
施主との打ち合わせで活用できる3Dプレゼンテーション
PRO10EXのもう一つの特徴は、施主との打ち合わせの場で、要望を聞きながらリアルタイムに提案内容を変更できる点です。壁紙・外壁・家具の配置などをその場で変更し、3D空間で確認することで、完成後のイメージを共有しやすくなります。3Dウォークスルー機能を使えば、専門知識のない施主でも空間の広さや動線を直感的に確認できます。対面での打ち合わせで、3Dを活用した住宅提案を行いたい現場に適しています。
参考:3DマイホームデザイナーPRO10EX|メガソフト(外部サイト)
3Dアーキデザイナー11 Professionalの強みと適した設計現場
3Dアーキデザイナー11 Professionalは、3DマイホームデザイナーPRO10EXよりも幅広い建築物に対応し、確認申請図の自動作成やCADデータとの連携など、建築設計向けの機能を備えています。
幅広い建築物の意匠設計に対応
3Dアーキデザイナー11 Professionalの特徴は、地下2階~地上15階までの建物に対応し、集合住宅や商業施設など幅広い案件の意匠設計に活用できる点です。エレベーター・非常階段・吹き抜けなど、大規模空間ならではの要素も配置できます。高画質な3D表示機能により、完成イメージを確認できます。
確認申請図面の自動生成とCADデータ連携
3Dアーキデザイナー11 Professionalの大きな特徴の一つが、3Dモデルから2D図面を自動生成する点です。3D空間で間取りや外観を作成することで、平面図・立面図・断面図・配置図などの確認申請図面を自動生成できます。
また、DWG・DXF・JWW・JWCなどのCADデータの入出力にも対応しており、CADデータを読み込んで編集することも可能です。3Dモデルをもとにした図面作成とCADデータの活用により、企画設計やプレゼンテーション、確認申請図面の作成を効率化できます(※1)。建築士事務所や工務店、デザイン事務所など、意匠設計から図面作成まで効率化したい現場に適した選択肢といえるでしょう。
※1 確認申請図の自動作成機能は、クラウドライセンスでは無料で利用できます。レガシーライセンスでは別途有償です。
参考:3Dアーキデザイナー11 Professional|メガソフト(外部サイト)
自社の業務課題に合わせた3Dソフトの選び方
機能比較を踏まえ、ソフトを選ぶ判断軸を整理します。
戸建て住宅をメインとし提案スピードを重視するケース
主な業務が戸建ての新築やリフォームであり、施主へのプレゼン力強化と提案のスピードアップが求められている現場には、「3DマイホームデザイナーPRO10EX」を推奨します。PRO10EXは、住宅営業や施主との打ち合わせで、間取りや内外装をその場で変更しながら提案できる点が特徴です。工務店や住宅会社など、スピーディーな住宅提案を重視する現場に適しています。
意匠設計からプレゼンまで幅広い案件に対応したいケース
住宅から店舗・オフィスビルまで多様なスケールの案件を受注する設計事務所や、確認申請図面の作成も含めて設計業務の効率化を図りたい現場には、「3Dアーキデザイナー11 Professional」が適しています。PRO10EXと比べて対応できる建築物の規模や機能が幅広く、CADデータとの連携や確認申請図面の自動作成にも対応しています。住宅だけでなく、集合住宅や商業施設など幅広い案件を扱い、設計からプレゼンテーションまでの業務を効率化したい事務所に適した選択肢といえるでしょう。
導入前に確認したいパソコンの動作環境
3Dソフトを業務で快適に使うには、CPU・メモリ・GPUのスペックが重要です。特に高画質レンダリングや大規模建築を扱う場合は、処理性能が求められます。導入前には、各製品の動作環境や推奨スペックを確認し、自社の業務内容やPC環境に適しているか確認することをおすすめします。
まとめ|3DマイホームデザイナーPRO10EXと3Dアーキデザイナー11 Professionalは用途で選ぶ
3DマイホームデザイナーPRO10EXと3Dアーキデザイナー11 Professionalは、同じメガソフト製品でも想定する業務規模と用途が異なります。「地下1階~地上4階の戸建て住宅を中心に、リフォームやインテリアを提案したい」現場にはPRO10EX、「中高層建築や意匠設計、確認申請図面まで対応したい」現場には3Dアーキデザイナー11 Professionalが適しています。製品を選ぶ際は、自社で扱う建築物の規模や必要な機能を確認することが重要です。
戸建て・リフォーム中心で提案スピードを重視するなら → PRO10EX
中高層建築・意匠設計・確認申請まで対応したいなら → 3Dアーキデザイナー11 Professional
導入前には、それぞれの製品の動作環境や必要なPCスペックを確認し、自社の業務内容やPC環境に適しているかを確認することをおすすめします。
メガソフト製品の導入に関するよくある質問
旧バージョンのデータはPRO10EXや3Dアーキデザイナー11 Professionalに移行できますか?
データの種類やバージョンの組み合わせによって、読み込みや引き継ぎの可否が異なります。旧バージョンのデータを利用する場合は、事前にメガソフトの公式サポートで対応状況を確認することをおすすめします。
Macには対応していますか?
両ソフトともMac版は提供されていません。Windows PCでの利用が前提となります。導入前に、各製品の対応OSや動作環境をご確認ください。
サポート体制はどうなっていますか?
メガソフトでは、製品の操作方法やトラブルなどについてサポートを提供しています。具体的なサポート内容や問い合わせ方法は、公式サポートページでご確認ください。
3DマイホームデザイナーPRO10EXと3Dアーキデザイナー11 Professionalの価格帯の違いは?
価格は製品やライセンス形態によって異なります。最新の価格やライセンス内容については、メガソフトの公式サイトでご確認ください。法人での一括導入や複数ライセンスの購入については、サードウェーブまでお問い合わせください。